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10日間の集中治療合宿例

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2018年10月29日

 10日間の集中治療合宿例

集中治療合宿風景2018・10月号

福井ミラクルエレファンツ ・ 23才 ・ 望月嶺君
体の硬さの改善、パフォーマンスの向上のため来院


 (整復前)2018.10.23 ⇒ (整復4日後)2018.1027

①望月嶺君・整復前・2018.10.23
②望月嶺君・整復後・2018.10.30
④望月嶺君・投球変化(セットポジション)2018.10.23~10.27

治療後の感想文
「僕が本格的に野球を始めたのは中学に入ってからです。当時のポジションは捕手と外野手でした。自分は、走ったり、トレーニングをしたりきつい事をするのが苦手であり何度も野球を辞めようと思いました。しかし、中学1年生にも関わらず数多くの試合に出場させて頂いたりしたことにより考えが変わりました。全体練習が終わり自宅に帰ってからは、毎日決めた数のスイングをしたり日ごとにランニングなどもいれたりしました。自分で練習することにより試合でも満足の出来るバッティングをすることが出来ました。中学一年の1月ごろに転校することになり広島県から東京都に転校しました。東京都では学校の部活があまり盛んではないため硬式のシニアリーグに所属することになりました。そのチームでは投手も務めさせてもらいました。元々、遠投などに自信があったため投手として基本は全く出来ていませんが、何とかやり過ごすことは出来ました。
 高校に入学すると本格的に投手の練習を始めました。高校三年間で球速が上がったり、試合経験を積んだりして、少しだけ投手らしくなることが出来ました。しかしまだまだ投手としての良さは自分自身感じることが出来ませんでした。
 大学に進学するとDH制のため打者は一切することなく投手に専念することが出来ました。僕は大学二年の時に他大学に編入をしました。そのため、4年生の時には実質5年目になるため大学野球リーグには出場不可のため東京都のクラブチームに入部しました。
そのクラブチームの監督は元プロ野球選手でありその監督から投手の基礎をすべて教えて頂きました。一言に説得力があり、わずか1年余りで急成長できたと思います。また、数多くの試合に出場させて頂きとても感謝しています。
 大学を卒業すると、BCリーグの福井ミラクルエレファンツに拾って頂きました。このチームでは結果が出ない中、先発やリリーフなどで出場機会を与えてもらえました。また、チームが強かったため、緊迫した中での試合出場もありました。また、野球人生初の優勝も味わえることが出来ました。使ってくれた監督、コーチのためにも来シーズンは戦力になりたいと強く思いました。
 オフシーズンに入ると今まで自分の足りなかったことを何かと考えたときに体の柔軟さだと分かりました。僕は昔から体がものすごく硬く投球フォームもガチガチでした。そんなときに知人から山内整骨院の事を聞き知りました。連絡を取ってみると自分の都合に合わせてもらい10月23日から合宿が始まりました。最初はひたすらサンドバック蹴り、股関節を開き治療を受けるという流れでした。最初は正直、この運動と野球に何の関係があるのかと思っていました。しかし、始めてたった三日目で開脚をしたときに開く角度が2倍近くになっていました。また、痛いという感覚はあまりなかったのです。その夜に投球フォームをスロービデオで見てみると歩幅が広くなり、胸が大きく張れておりまた、下半身の動きもしなやかになっていました。今まで、内旋が出来ませんでした。それは、プレートに足をかけたときに軸足が真っすぐにできなかったり、歩くときに蟹股になってしまったりしていました。しかし、治療にきて股関節のズレを治してもらってから意識を特に持たなくても自然と出来るようになりました。3日前までの自分のフォームとは大きく変わり良くなっていました。次の日に実際にボールを投げてみると立て回転のきれいな球で以前より肩、股関節の動きがスムーズになっていて驚きました。この時に院長が話していた、股関節の柔軟性が大切ということが分かりました。合宿して半分が過ぎると股関節の開きがどんどん大きくなっていき、毎日動いているのに自然と疲れが溜まらないことにも気が付きました。この10日間を過ごしてみて、合宿生活でも朝昼晩としっかりとした食事を提供してくださり規則正しい生活リズムを掴むことができ、また10日間みっちりと野球の事だけを考えられる環境を用意してくださいました。たった10日間で苦手な部分を克服できたのでこれから自宅に帰っても継続していきたいと思います。また、ここでの貴重な経験をしっかりと来シーズンに生かせるように感謝の気持ちをもって精一杯プレーしたいと思います。
平成30年 11月1日」

福島ホークス ・ 23才 ・ 竹脇大貴君
肩痛・背中痛・体の硬さ・姿勢の改善、パフォーマンスの向上のため来院


 (整復前) ⇒ (整復6日後) ⇒ (整復9日後)

①竹脇大貴君・整復前・2018.10.16
②竹脇大貴君・整復後・2018.10.23
④竹脇大貴君・投球変化(セットポジション)2018.10.16~10.25
治療後の感想文
「僕の夢は、都市対抗野球で活躍してプロ野球選手になることでした。大学在学中に社会人の練習に参加して、卒業後に長野県にあるチームで仕事をしながら野球を続け都市対抗を目指すつもりでした。そのチームは、ほぼ全員が別の職場で、仕事が終わった後各自グランドに集まり全員で練習をするチームで、自分の入る会社はまだチームの先輩がいなくて話を聞くことが出来ませんでした。入社後にチームの年間予定表を会社の上司にもっていくと、こんな話は聞いていないと言われ、全く練習には参加できませんでした。家族とも色々相談をしてそのチームを辞めることを決めました。そして、BCリーグのトライアウトを受けて本気でNPBを目指すと決めました。
トライアウトまでトレーニングをしたり、高校で練習をしていました。兄の薦めもあり、去年10月に山内整骨院を知りました。11月のBCリーグのトライアウトの後にお世話になろうと決めていました。しかし、11月のトライアウトではチームが決まらずどうしても治療に来ることが出来ませんでした。その後の2月のトライアウトでチームが決まりすぐにチームに合流しなくてはならない状況だったのでまたしても、治療に来ることが出来ませんでした。シーズンが始まり後期にさしかかったあたりから徐々に肩に違和感を覚え、腕が下がっていき背中の痛みも出てきてスピードが7キロも落ちてしまいました。僕は昔から身体が硬くていつかは柔らかくしたいと思ってはいましたが、正直逃げていました。歩幅も狭く頭と左腕が離れていて胸がみえるのが早いフォームで低めの変化球を簡単に見逃されることが多々ありました。2年ほど前に自分で意識的に柔軟に取り組みましたが無理矢理やってしまったこともあり、股関節に変な癖をつくってしまい、むしろどんどん悪くなってしまいました。シーズンが始まる前に今年1年と決めていましたが、どうしてもNPBの夢を叶えたいと思い、始めにすぐ兄と連絡をとり治療に行くことを決めました。
整骨院に来ると最初にサンドバックを蹴って開脚をすることの繰り返しでした。その後ズレを確認して撮影をしました。思っていたより、ずれていて驚きました。初日はこんなもんかと思っていました。その夜におばちゃんのご飯を食べた後院長に下に呼ばれてさらしでベットに僕のことを巻き付けて2人がかりで足を引っぱられました。感覚としては、足を引っこ抜かれる感じで、正直とても痛かったです。最初に右足をやって左足を触った瞬間絶望的でした。痛かったです。
それでも、そんなにすぐに柔らかくなるのかなと思っていましたが、2日目は初日より開きやすくなっていました。五日目あたりから段々開脚が出来るようになってくるのが分かって自分でも驚きました。
公園でキャッチボールをしたとき、最後まで指にかかるようになって、いつの間にか普段割れない爪がわれていました。最初と最後で柔軟や姿勢、投げ方を撮影しましたが自分じゃないんじゃないかと思うくらい変わっていました。姿勢も変わりもちろん体が柔らかくなってフォームも歩幅も伸びてリリースも前になっていました。
本気で上を目指しているアスリートは絶対山内整骨院に治療に来たほうがいいとおもいます。
あともう一つびっくりしたのが、車移動がとても楽になりました。僕は遠征の時いつも腰痛に悩まされていましたが、毎週水曜日と金曜日は彦根の治療院にいくのですが、片道2時間院長に腰痛くないでしょ?と言われるまでむしろ忘れていました。今までつらかったのですが腰の感じが全然ちがいました。本当に来てよかったです。
おばちゃんのご飯も美味しいですし、院長が連れて行ってくれるハンバーグ屋さんも美味しかったです。
お風呂に行ったり最終日に屋上で焼肉をしてくれたりとても楽しかったです。
院長とおばちゃんの会話がいつもおもしろくて合宿生といつも笑っていいました。
感謝してます。本当にありがとうございました。
今まで関わってきた人全員に感謝して来年絶対にNPBにいきます。  2018.10.25  」

松本大学2年 ・ 外山晧大君
動きの硬さ・パフォーマンスの向上のため来院


 (整復前) ⇒ (整復6日後) ⇒ (整復9日後)
①外山晧大君・整復前・2018.10.16
②外山晧大君・整復後・2018.10.22
④外山晧大君・投球変化(セットポジション)2018.10.16~10.25
治療後の感想文 『股関節の重要性』
「私が当院に来院することになったきっかけは、なかなか体の使い方が分からず、上達できずに悩んでいた私に後輩の永田君が当院を進めてくれたことからでした。話を聞くと、スポーツ選手は大体どんな人でも股関節や肩関節にずれがあり、そのままにしていては本来の力を発揮することが出来ないというのです。それらを整復しつつ柔軟性を向上させ、可動域を広げてそれに合った投球フォームの指導をしてもらえるということです。永田君は高校時代に当院に来院してこれらのことしたことにより、パフォーマンスの向上につながったと言っていました。私は永田君の話を聞いてこのままいつも通り練習してもうまくならない、現状は何も変わらない、ならば当院で10日間の合宿をしようと即座に決意しました。
長野から福井の大野市までの道のりは交通の便が不便で名古屋まで遠回りして行かないといけないために近い様で遠かったです。おまけに福井駅から越前大野駅までの電車の数が少なすぎて驚きました。
当院に来院して最初にサンドバックの蹴り方、開脚の方法を教えて頂きました。サンドバックを蹴るという動作は、股関節を活性化させる骨盤周りの筋肉を動かす運動の為で、これを左右25回行ってそのインターバルの間に開脚ストレッチをすることにより開脚ストレッチが非常にやりやすくなります。そしてその日のうちに股関節、肩関節の整復を行いました。永田君から、「めちゃくちゃいたいですよ!足が引っこ抜かれます!」と前もって痛いという事を教えてもらっていたので覚悟していました。しかしいざ整復が始まると確かに痛くないと言っては嘘になりますし、痛いことは痛いのですが思っていたほどのものではなく安心しました。整復が終わり足の長さを見た時1cm以上あった差がなくなり足の長さが同じであった為に驚愕しました。肩関節のズレも股関節同様整っていました。しかし立ち上がった瞬間私はさらに驚愕することになるのです。立っている時の感覚が何と言いあらわせばいいのかわからないのですが、変わり過ぎて言葉が出なかったです。それに自分は今までは立っている時、無意識になると左側に傾いてしまう癖があったのですが、その癖も無くなりました。歩いていても自然に足が前へ出るのです。自分はもうこれだけでもう関心が確信に変わりました。股関節を整えたことによる身体能力が向上するということです。整復後のストレッチは普段右足の方が詰まっている感じがあったのですが、それがなくなり右足の付け根がつっかえるという感覚が無くなりました。このことからストレッチの開きも変わり、ストレッチ自体がしやすくなりました。
整復、毎日のストレッチを行ったことにより、投げる時の歩幅が広がり体重移動がしやすくなりました。そのおかげで前より腕が振れる様な投球フォームになりました。しかし、トップの位置が私は非常に離れており、この離れていた状態で投げたら絶対肩肘を故障してしまうと、トップの位置の重要性を院長に教わりました。トップの位置が頭の近くにあることにより、肩肘に負担をかけずに肩関節を使って縦ぶりで投げられることが分かりました。トップを頭の位置にもってくるには左手で斜め上に壁を作った時に右手は真後ろに伸ばしたことにより、直線でもってくることがしやすいと思いました。この股関節、肩関節を大きく使ったフォームをマスターするには院長に教わった足を上げて体重移動をするときに九の字を作ってキープしてからヒップファーストで体重移動をすることと、1で左手の壁を作って右手を後ろに直線に引いてから2で投げるという練習をシャドウピッチング、ネットスローで行うということが大事だと教わったのでストレッチ同様に長野に帰っても継続して行っていきます。
最後に今回の合宿に来たことにより、股関節の重要性、筋力の強度よりも筋肉の柔軟性、トップの位置は頭の後ろになくてはならないなどいろんなことを理解できました。10日間お世話になった山内院長、オバちゃん、彦根の健資先生に感謝してパフォーマンスの向上、試合での結果を求めていきたいと思います。 2018.10.25  」

2018年08月28日

 10日間の集中治療合宿例

集中治療合宿風景2018・8月号(1)~(7)
集中治療合宿風景2018・8月号(8)~(15)

九州共立大学2年 ・ 福島雄大君
肩痛の改善・パフォーマンスの向上のため来院


 (整復前)2018.8.18 ⇒ (整復4日後)2018.8.27
①福島雄大君・整復前・2018.8.18
②福島雄大君・整復後・2018.8.24
④福島雄大君・投球変化(クイックモーション)2018.8.18~.8.27

治療後の感想文
「 私が山内整骨院に来たきっかけは、友人の宮平保汰君に紹介してもらったことと、大学に入って自分の思い描くような成長ができなかったこともあり、ホームページを見たところ股関節のズレを治すとパフォーマンスの向上や肩の痛みが治ることを知り今後プロに行くにあたって行く必要を感じたので今回治療に行くことを決めました。
 山内整骨院を訪れた初日、股関節や肩関節がズレていることを知り、今までこんな体で投げていたのを知り体のケアや管理の大切さを感じました。山内先生に整復をしてもらい関節のズレをなくしてからは体がスムーズに動くようになりました。あぐらをかいて座ってみても骨盤が立つようになり、立っているときの姿勢であったり、寝ているときの体勢も楽になりました。サンドバックを蹴り始めたときは、こんなことで本当に変わるのかなという疑問もありましたが、サンドバックを蹴りながらセット間で取り入れるストレッチで少しずつ体が柔らかくなっていく手応えを感じ、すぐに結果がでることに興奮と嬉しさを感じました。それと同時に並行していた体重移動や投球フォームにも変化がすぐに出てきました。治療前は右足に満足なタメができずに焦って投げている感じがあったり、左足に体重が乗りきれない感覚がありました。また、腕がうまくたためずにボールに力を伝えるのが不十分でした。しかし、治療後は右足にギリギリまでタメができ投球に間ができるようになりました。左足にも体重が乗るようになったことで力のあるボールを投げられるようになり、腕のたたみがうまくいくことでボールを前で離せるようになりました。投球フォームで一番変わったところは以前より一足分前にステップ幅が広くなったことです。自分の手足の長さを活かすことができるようになりました。治療以外でも、美味しい水や料理や食べ物、綺麗な景色や気持ちのいい温泉など福井の大自然に囲まれ色々な経験をできた十日間でした。他にも、山内整骨院に来て共同生活をした先輩や後輩とも仲良くやれて、とても楽しかったです。また、彦根の治療所で会った先輩にも投球フォームを指導してもらったり、吸収することも勉強になることも沢山あったので本当に来てよかったと思いました。
 今回、山内整骨院に来れたことはドラフト1位でプロに行く自分にとって、とても意義があったなと思いました。目標は定まっていても何をやればいいのか不明確だった自分にとって、やるべきことが定まり、今後への道順が自分でも明確になりました。それができたのも、紹介してくれた宮平や、無理を言って来させてもらった監督、治療費を出してくれた両親のおかげだと思います。自分は大学に入学してから、大したピッチングも成績も残せていないので、残り2年半の大学生活で監督を日本一にできるような投手になりたいと思います。また、治療費を出してもらった両親には、2年後プロで活躍して沢山恩返ししたいと思います。
 山内整骨院に来たおかげで自分の意識も変わりました。自分の体は自分でケアし、管理することの大切さを知ったことで今後の成長につながると思います。沢山の人に期待してもらっているので、応えることのできるように意識をもって取り組もうと思います。 2.18.8.28 」

 九州共立大学2年 ・ 宮平保汰君
股関節の硬さの改善・パフォーマンスの向上のため来院


 (整復前)2018.8.18 ⇒ (整復4日後)2018.8.23

①宮平保汰君・整復前・2018.8.18
②宮平保汰君・整復後・2018.8.25
〇宮平保汰君・投球変化

治療後の感想文
「 自分が、山内整骨院に来させていただくようになったきっかけは、自分は、股関節が硬くて股関節を怪我してしまいました。その時に、以前、山内整骨院にお世話になったとおっしゃっていた、一学年上の野崎さんに山内院長に連絡をしてもらい、自分の身体のズレをチェックしてもらい、ズレていたので、このまま、続けていても悪化するだけだなと自分の中でも、強く感じ始めていて、思うようなプレーが大学に入学以来、全くできておらず、今後の自分の野球人生を考えると、絶対に今のうちに治して、目一杯、野球ができることを優先した方がいいと思い、今回の来院を決意しました。
 来院して、最初に自分の立ち姿や投球動作などを撮影して自分の立ち姿を見て、ものすごくだらしないなと思いました。そして、初日に整復などを受けました。
 サンドバックなどを蹴ったりするのも、最初は全く蹴ることができませんでした。股割りなども全く開くことができずにいました。だけど、色々な患者さんなどから自らの経験などを話してもらい、コツなどを教えてもらい、毎日の継続も必要ですが、正しいやり方でやるのも非常に大事だなと思わされました。
 そして、日に日に自分の身体の変化なども実感し始めて、嬉しかったです。来院してから、4日後ぐらいに、投球モーションの映像を撮った時に、初日とは全く違う、自分の投球モーションになっていました。今までの踏み込み幅と全く違い、以前の投球フォームより半歩ほど踏み込むことができていて、それによって、下半身を使えた投球フォームになっていて、リリースポイントも前になっていて、この短期間ですごく変われていて、今まで股関節のストレッチなどをしっかりしてこなかったことに対して、ものすごく後悔しました。治療合宿の最後の方でも、投球モーションなどに変化があり、股関節の重要性にものすごく気付かされることが沢山ありました。日常生活などでも、腰痛や首の痛みで寝れなかったということもありましたが、初日の整復からしっかりと睡眠をとることができて、身体のズレを治すということは、スポーツ選手だけではなく、一人の人間としても、快適な日常生活を送る為には、とても重要なことだと感じました。この治療合宿では色々なことに気付かされ、色々な方とコミュニケーションを取ることができて、自分にとってものすごくプラスになるような治療期間だったと思います。今後は、野球でしっかり頑張り、九州でNo.1になって、まずは、神宮制覇を成し遂げたいです。そして、上を目指せる選手にしっかり成長していきたいです。スポーツ選手として非常に大切な怪我をしないで、まずは来年のシーズンは怪我なく過ごせるような、充実した一年間を過ごせるようにしていって、それを積み重ねていきたいです。その為には、院長から言われたことを毎日のルーティンにしていけるようにしていき、股関節のストレッチが趣味と言えるようにしていきたいです。これからは、股割りがまだ完璧と言えるには程遠いので、今後は180度を目標にしていきます。野球での目標では、去年はあまり結果が出せずにシーズンを終えて、今年はオープン戦などでも沢山使ってもらっていたのに怪我をしてしまって、監督さんには迷惑をかけてばかりいるので、これからは、何か一つでもタイトルなどを獲り、自分がチームの中心メンバーとなって活躍して、監督さんを全国大会へ連れて行って、恩返しできればいいなと思います。そして、両親にも、野球をさせてもらっているということに感謝します。院長やおばちゃんにも10日間ものすごくお世話になって、ものすごく感謝です。
本当にありがとうございました。 2018.8.28 」

2018年02月15日

 10日間の集中治療合宿例

集中治療合宿風景2018・2月号(1)~(10)

法政大学・3年 ・ 菅野秀哉君
腰痛とハムストリング痛の改善、柔軟性・パフォーマンスの向上のため来院


   2018.2.1(整復前)⇒2018.2.5(整復後)
①菅野秀哉君・整復前・2018.2.1
②菅野秀哉君・整復後・2018.2.7
④菅野秀哉君・投球変化(セットポジション)2018.2.1~2.5.

治療後の感想文
「私が山内整骨院に来た理由としては、同じ大学の森田君が先に集中治療を受けて、股関節や肩関節の柔軟性が出て、指のかかりが良くなり、ボールにキレが出てとても良いと言っていたので、自分も柔軟性を出したいと思ったからです。また私は椎間板ヘルニアの影響で、腰やハムストリングが痛く、今後の野球生活に支障が出るのではないかと思ったからです。
 法政大学で山内先生が講演をして下さった時に、私の股関節と肩関節をみて下さったところ「ズレ」があり、その時は半信半疑でしたが、山内先生を信じてみることにしました。
 福井の山内整骨院に来て、どのようなことをして治すのかと思っていたのですが、初日に股関節と肩関節の整復をした後は、治療の他に単純なストレッチ・サンドバック蹴り(股関節活性化トレーニングの一つ)など、意外と簡単な事でした。毎日朝起きてサンドバックを蹴り股を開く等々、繰り返していました。最初はサンドバックを蹴るのも足が痛くぎこちない蹴り方になっていたのですが、日を重ねるにつれて良い蹴りになり股も開くようになったと思います。
 整復前は姿勢が悪く長座も全然腰が倒れない状態でしたが、整復後毎日サンドバックを蹴り股割りをし、山内先生のとても痛いマッサージを受けていくと、股を広げて前屈をしたと時に、オデコが床に着くようになりました。
 そしてサンドバック蹴り・股割りと並行して、ピッチングの体重移動もしていきました。私はこの体重移動がとても重要だと思いました。私はトップを作るのが苦手で、脚が着地してもまだトップには上がって来ていなくて、肘に負担がかかるフォームになっていました。肩関節のズレを改善して頂き、体重移動でトップの位置を一直線に頭の上まで持ってくることを意識してやると、しっかりとトップを作る事が出来ました。
 体重移動がしっかりできると、投球フォームにも変化が出てきました。先ずはセットポジションに入って左足を上げるにも上げやすく、しっかりと右足に体重が乗せやすくなりました。そのため上半身が突っ込むことが無く、右足で我慢することでタメが出来ました。そのタメが出来た時のトップの位置と左手の使い方が大切で、トップの位置は体から線上に遠くへボールを置くようなイメージで、左手はやや高くしてしっかり腕を延ばすのが大事だと思います。この形が出来たら、上半身を開かないままステップをすることが大事です。
 このようなことに気を付けながら投球したところ、整復前のフォームと見比べて、下半身の沈み方が全然違い、股関節にしっかり体重が乗り、胸の張り方がとても良くなっていることが分かりました。
 またトップの位置が頭の近くにある事で、肩甲骨を使って投げる事が出来るので、肩や肘の負担を減らす事が出来ると思いました。今まで投げる時に肘が緩む癖があるのも治りました。この良いフォームを完璧にものにする事が出来れば、春のリーグ戦でもしっかりと結果が残すこちが出来ると思います。
このフォームをものにするにも、今までやってきたことを継続して法政大学でも練習をしていき、法政大学を優勝させれるような投手になりたいです。
 この10日間の合宿費用を出してもらった両親には感謝をして、今年ドラフト1位でプロ野球選手になり恩返ししたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」 

法政大学・3年 ・ 鎌倉航君
腰痛の改善、柔軟性・パフォーマンスの向上のため来院


   2018.2.1(整復前)⇒2018.2.5(整復後)
①鎌倉航君・整復前・2018.2.1
②鎌倉航君・整復後・2018.2.6
③鎌倉航君・投球変化(セットポジション)2018.2.1~2.5。

治療後の感想文
「まず初めに大学に入りプレーをする中で違和感を感じたのが、スローイング、投げるという動作でした。学年が上がるにつれて、指にかかるという感覚が無くなっていき、3年時にはどう投げていいか分からないという状態にまでなっていました。そして理に適った投げ方をしていない為、肩や肘に負担がかかり、怪我をするという悪循環に陥ってしまいました。
そんな時に山内整骨院の院長の講義を聞き、股関節のズレや柔軟性の欠如が、スローイングにも大きく関わっていることを知り、今回合宿に参加することを決めました。院長の話を聞いていく中で、自分の症状を当てはめていくと、ウエイト時の股関節のはまり方や、重い重量を扱った時に左の腰だけに痛みが出るなど、いくつか症状がありました。これらの事が少しでも良い方向へ進むようにと、今回合宿でトレーニングを重ねました。
 具体的には、初日に股関節と肩関節の整復を行いました。整えた上でサンドバックを蹴る、股割りをするという動作を繰り返し行い、徐々に股関節の開きや柔軟性を高めていきます。サンドバックを蹴る上でも、力の入れ方や蹴り方など日に日に良くなっていくのを実感しました。その中で合宿後半に、蹴る際の「しなり」が出てきて、より良くなったと思います。サンドバックを蹴るのは傍から見たら楽に見えるのですが、実際にやってみるととてもキツイです。股割りもインターバルに行い蹴り進めることにより、徐々に低く広く足が開いていきました。やればやった分だけ成果が出るので、きつかったですが、とても充実していました。
体重移動やシャドーピッチングなども積極的に行いました。指に掛からない、投げ方が分からなくなる人は、全体的にフォームが小さくなりがちのように思います。投球動作時にトップに入るのが異常に早くなったり、受け手の方向に伸びていかないなど、小さくまとまってしまうことが多く見られます。自身もそうなっていたと思います。ですが、ズレの改善後、スローイングに必要な正しい動きを身体に染み込ませる為の体重移動やシャドーピッチング等を意識してやっていくにつれ、少し良くなったように思います。身体を動かす、操る上での知識、引き出しが増えたと思います。股関節を整復し、サンドバックを蹴り、股割りをするだけでは決してスローイングは良くならないと思います。それらをしたことにより下半身の粘りは出ることに間違いないと思います。その粘りを上半身との連動に繋げない事には、スローイングは上達しません。連動させるためのコツが、今回の合宿で少し掴めたのではないかと思います。柔軟性が高まった上に、そのコツを掴みかけているという事が、今回の一番の収穫です。
前半に撮影した動画と後半に撮影した動画を比べると、全体的にゆったりしたフォームになり、シナリが出てきたように思います。まだまだ改善点はありますが、今までとは違い、その点が明確になってきているので、その部分をグラウンドに戻った後も突き詰めていきたいと思います。
今回10日間の合宿に参加して、日に日に体に変化が出て来るのが分かり、とても有意義なものになりました。大学に入ってから、自身全く結果が出ていません。今年はラストイヤーなので、個人として結果を出すこと!どんな形でもいいのでベストナインを取りたいです。またチームとして泥臭くでも勝利し、リーグ優勝、日本一を取れるように頑張りたいと思います。その為にも、今回教えて頂いた事を継続して、更にレベルアップ出来るようにしていきます。」

法政大学・2年 ・ 石川達也君
腰痛・股関節痛の改善、柔軟性・パフォーマンスの向上のため来院


①石川達也君・整復前・2018.2.1
②石川達也君・整復前・2018.2.6
③石川達也君・投球変化・(セットポジション)2018.2.1~.2.5

治療後の感想文「整復の旅」
「 本当体が柔らかくなるのかと、少し心配がありながら来ました。
 僕が山内整骨院に来た理由は、体のズレと投球フォームの修正と体を柔らかくするためです。僕は前から、腰が痛かったり股関節に痛みがあったりしていて、そこを治して貰おうと思ったのと、投球フォームでインステップや投げる時に体が後に反ってしまうのがずっと前から気になっていて、そこも治したいと思ったので、先日大学で行われた山内先生の講義を聞いて行ってみようと思いました。
  さて、こっちに来て体のズレがどのくらいあるのかと思っていましたが、写真を撮って見せて貰ったら足や膝、肘の位置がズレていました。こそして初日に整復をしたのですが、ズレを治す時に足を引っぱられるのですが、それがめちゃくちゃ痛かったです。
 体も硬くて、最初は全然開脚できませんでした。しかし院長の指示通り、サンドバックを蹴ったりストレッチをしたり、治療を受けていました。福井に来て3日目4日目くらいには、だいぶ体も柔らかくなってサンドバックを蹴るのもだいぶ上手くなりました。投球フォームをチェックしてみたりすると、投げる時の体の反りや足の歩幅がだいぶ変わっていてびっくりしました。
 こっちに来て何日目かに院長がキャッチボールをすると言って近くの高校の室内練習場に連れて行ってくれました。こっちに来る前のボールの質や伸びより、院長の治療を受けて以降に投げたボールは、指のかかりも良く質や伸びも良くなっていたと思います。
 こっちに来て1週間くらいが経った頃には、体が180°まで開くんじゃないかってくらい体が柔らかくなっていました。足のズレや膝のズレ、肘のズレも揃って何ともなく、投げ方も少しは良くなっていると思います。足の上がり方や右足を踏み込んでからの体重の移動の仕方、最後の指のかかりや右足の踏ん張りができるようになりました。
 残り3日間くらいの時、院長から「背が伸びたか?」と言われたのですが、僕自身治療を受けて整復をしてから姿勢が良くなったと思っていたので、「やっぱり姿勢が良くなったね」と院長に言われて嬉しかったです。
 僕の今年の目標としては、まずケガを無くして春の練習試合などで投げさせて頂き、リーグ戦のベンチ入り、チームのリーグ戦優勝、日本一に少しでも貢献したいと思っているのと、昨年は1年間ケガで何もすることが出来なかったので、その悔しさを晴らしたいと思います。
 自分の夢でもあるプロ野球選手になるためにも、今年は自分の中でもその第一関門だと思っています。今年少しでも活躍して、プロのスカウトの方々の目に止まる選手になれるように頑張っていきたいと思います。
 山内整骨院で教わったケガのしにくい投げ方やストレッチのやり方などを大学に帰ってもやっていきたいと思います。この10日間とても良い経験をさせて頂きました。
 ありがとうございました。

 P.S、来る時に神奈川も少しは雪がありましたが、その想像をはるかに越す雪が福井で降ったのでびっくりしました。(滞在中に、福井は37年ぶりの大雪になりました。)雪かきとても大変でした(集中治療合宿風景2018・2月号(6)と(10)参照)。
平成30年 2月10日」 」

2018年01月31日

 10日間の集中治療合宿例

集中治療合宿風景2018・1月号

法政大学・1年 ・ 鈴木昭汰君
腰痛・肩痛の改善のため来院


(↑投球フォームの変化;整復当日⇒整復3日後⇒整復7日後)
①A鈴木昭汰君・整復前・2018.1.11
①B鈴木昭汰君・整復前・2018.1.11
②A鈴木昭汰君・整復後・2018.1.16
②B鈴木昭汰君・整復後・2018.1.16
⑤鈴木昭汰君・投球変化(セットポジション)2018.1.11~1.14~1.18

治療後の感想文 
「私は、左肩の極端な下がり・体のバランスの悪さがあり、とても投げ辛さがありました。ですから大学に入ってからも思った様なピッチングが出来ず、上で投手を続けていく上で焦っていました。
 そこで野球の先輩に、山内整骨院を紹介してもらいました。最初、この肩の下がりは長い間治ってないから、どうせ元には戻らないだろうとか、短期間でバランスの良い体は作れるのか不安の方が大きかったと思います。
来院して先ず、股関節と肩関節の整復(ズレを治す)をしてもらいました。二日目からは、午前と午後、サンドバックを蹴りストレッチをし、山内先生に治療してもらいましたが、トレーニングは意外と地味で、本当に体は変わるのかなと正直不安でした。しかし、やっていくうちに、股関節の柔軟性が変わり、立ち方や立っている楽さなどを覚えるようになり、柔軟性の大切さを体感しました。しかも間違った柔軟をしても逆効果なことも教わりました。そして日を重ね変化が出るにつれ、股関節は野球の全ての動きに直結して来ると実感できるようになりました。毎日のサンドバック蹴り、インターバルのストレッチ、これを毎日続けてこそ、これからのパフォーマンスに繋がってくると思いました。
 初めてシャドーピッチングやネットスローをした時に、歩幅・トップの位置・腕の振りやすさなど、股関節が変わっただけで、こんなにもパフォーマンスが良くなるのかと、自分でも信じられないくらいの衝撃でした。
 歩幅が変われば、体重移動での間が長くなる。トップが作れていれば、出所が見辛くキレのアップ。そして何より肘の負担が減ります。このプラスなことを知ってからのトレーニングは、更に意識が高くなると同時に、今までの自分の自己管理に危機感を覚えました。
 山内整骨院に来て、初日・3日後・5日後とネットスローの写真を見ると、とても変化していて、自分の感覚的には、投げ終わった後の肩・肘の疲労感が無くなり、キレの面では、指の掛かりが鋭くなり、パチッと音が大きくなるまでになりました。
 想像していた以上に肩甲骨の可動域も広がり、リリースでは、よりボールを前で離せることを動画でも見る事ができて、とても自信になりました。
 山内整骨院に10日間合宿させて頂いて、股関節の柔軟の重要性以外にも教えて頂いた気がします。確かに今自分の体は、骨盤や体のバランス、肩・肘・腰・股関節の状態はベストに近いと思います。ですが、10日間やっただけでは、また体は昔の自分に戻ってしまうと思います。この10日間やってきたことを、神奈川県に帰ってからどれだけやれるかが、これからの自分の体の維持・パフォーマンス向上にも繋がってくると思う事ができました。これも院長にほぼ毎日のように、メジャーで活躍する日本人選手全員がストレッチに対する意識が格別である事をテレビの番組で見せて頂いたおかげです。
 特にイチローさんのストレッチの意識は凄く、球場に自前で機械を持って来たり、暇を持て余している時も、ずっとストレッチをしていました。あの年でプレーできること、しかも活躍できるという事は、この意識の高さがあるからだなと思いました。今の自分のストレッチに対する意識の低さを実感しました。
 これを機に、もっと自分の体をよく知って、他力でなく自力でストレッチ等のケアをして、上で野球をする上で、より良いパフォーマンスが出来るように努めていきたいです。
 山内整骨院に来ていなかったら、この大切さにも気づかなかったし、股関節のズレがあったままでした。10日間トレーニングとストレッチや、投球フォームの見直しが出来て本当に良かったです。そして10日間チームを離れて行く事を許して頂いた監督、そして両親にも感謝しています。必ず来シーズンは活躍して、山内先生、オバちゃんにも恩返しします!
 そして最終的には、夢であるプロ野球選手で活躍できるように、この経験を生かして、日々頑張っていきたいと思います。」

法政大学・2年 ・ 森田駿哉君
肘痛の改善とパフォーマンスの向上のため来院


①森田駿哉君・整復前・2018.1.11
②森田駿哉君・整復後・2018.1.16
④森田駿哉君・投球変化・(セットポジション) 2018.1.11~.1.16

治療後の感想文 「復活への第一歩」
「実は院長と初めてお会いしたのは、大学一年の夏に院長がたまたま大学のグラウンドに来られた時、同級生の宮本勇磨に紹介され身体をチェックして頂いた時だった。股関節のズレを指摘されたその時は、何を言っているのか理解できなかった。私自身肘を痛めており、それを見破られ、なおかつ再発するとも言われたが、信じることができなった。その後肘の怪我が再発した時に、山内先生の言葉がふと頭に出て来た。結局三年の春に左肘を手術し、それからは痛むことなく投げているが、調子の起伏が激しく本来の投球とは程遠く、何か変わるきっかけとして今回この集中治療の合宿に参加させて頂いた。
 まず最初に身体のズレを撮影した。すると、股関節と肩関節両方に1㎝から2㎝くらい左右のズレがあった。初日にそのズレを揃える「整復」をして、二日目からサンドバックの蹴りと股割りの繰り返す生活が始まった。整復する前は、蹴る姿勢や音が悪かったが、整復後繰り返し行っていく中で、体感とバランスも鍛えられると共に、下半身の内施運動のイメージや動きも良くなっていった。四日目くらいから投げ始め、自分の理想としている縦のラインで投げる事、狭い板の中で投げるというイメージが出来るようになり、スピンの効いた真っすぐが行くようになった。他にも下半身の感覚が良くなり、横を向いたままギリギリまで粘れるようになったことや、スライダー回転することがかなり減った。そして一番変化したと感じる点としては、立ち姿である。やはり左右の股関節にズレがあった時は、無意識に片足重心にして体勢を取ろうとしていたが、整復をしてトレーニングをしていく中で左右のバランスが取れた立ち姿になり、歩き方一つにしても母趾球に体重が乗る感じがあり、少しO脚だったのも真っすぐになったと思う。それが投球フォームのスタートである立ってから足を上げる段階でも、安定するようになったと思う。足の長さのズレが1㎝と聞くと、普通は、たかが1㎝と思う人も必ずいると思う。でもその1㎝が年齢を重ねることによってパフォーマンスの低下に繋がったり、故障に繋がると、改めて感じた。またズレがないことは身体の未端にまで神経が行き、身体を内施させたり自由に扱えるようになると、今回の治療やトレーニングをやる中で身体が感じた率直な思いである。
 私自身、今年最終学年としてドラフトイヤーでもあり、十季ぶりに優勝しないといけないという重圧も少しはある。一年の春にいきなり開幕戦で投げ勝利した後、怪我で投げることができず、不甲斐なさや悔しい気持ちしか無かった。それを晴らすことができるのは、神宮のマウンドで投げ優勝した時で、その時初めて報われるものだと思う。何か足りないと思っていた物が、今回自分の中で何か見つかったと思う。今後も継続して股関節・肩関節のいいポジションを保つことが、パフォーマンスアップ・コンディション維持に繋がると思うので、日々努めたい。今回治療して下さった山内先生集中治療費用を出してくれた両親、自分の為に色々サポートして下さった監督さんなど、皆さんに恩返しするためにも、必ず春5勝以上をノルマに、あと2か月望んでいきたい。そして優勝して監督を胴上げして、自分自身もドラフト1位という結果で1年を締めくくりたいと思う。そしてゆくゆくは、世界で一番の左腕として世界に名の轟くような野球選手、人間になりたい。
平成30年1月18日」

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