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田中豊樹君、トライアウト、狭き門を合格!!

2020年01月18日

田中君…昨年10月、日ハムを戦力外の宣告を受けたあと来院(!)
下の写真、左側の投球フォーム(来院前)からも分かる様に、上体投げになっていた(!)このため初速と終速の差も10キロと大きく、マックス157を出しててもバッターに捕らえられてられていた(!)これにより戦力外になったことが推測される(!)
私が手を差し伸べたのは、フォーム改善が出来ればトライアウトに必ず合格させる確信があったからだ(!)

▼左;(整復前)、右:(整復後5日後;2019.10.15)

       
③田中豊樹君・投球変化(セットポジション)来院前(整復前)~2019.10.15。

上の写真、右の投球フォームからも分かる様に、ステップ幅も一足半広がり、トップの位置が後頭部に近づき肘がたため、リリース時に強くボールを叩ける理想のフォームになった(!)
これにより、より指のかかりが良くなった(!)初速と終速の差も激変(!)下の本人の感想文からも分かる。
結果見事に2019年11月12日トライアウト1週間後に巨人に入団が決定(!)
2〜3%の狭き門を合格💮

治療後の感想文
「私が今回、山内整骨院にお世話になる事になったのはプロ野球を戦力外を受けたのがきっかけとなりました。
 大学4年の時に来院し投球フォームの改善股関節の柔軟性を求め治療してもらいました。4年の時は投球フォームのステップ幅も自然と広がり無理なく投げる事ができるようになっていたのでプロ野球の世界に入る事ができるようになっていたと思います。しかしプロ野球の世界はいろいろな選手、コーチが多くいます。大学卒業して1年目だった私はいろいろな事を取り入れ自分の投球フォームを見失い力を入れて投げるフォームになっていました。2年目は1軍で19試合投げ初めの方は自分の無理のない自然なフォームで投げる事が出来ていたのですが試合数が多くなるにつれて力を入れて投げないと強いボールが投げる事ができないと自分で勘違いするようになっていました。3年目は開幕1軍に入る事ができたのですがアピールをする事を最優先となってしまい力みが入って時間がたつと力を抜く事ができなくなっていました。4年目のシーズンはなかなか自分の思うパフォーマンスをすることができず今までオーバースローで投げていたのですが肘を下げサイドスローに取り組む事にしたのですが肩が痛くなりボールを投げる事すら出来なくなっていました。4年目のオフシーズンに戦力外になり自分の中でプロ野球にこだわって野球がしたいと思っていてまだ自分は投げる事ができるというふうに思っていました。しかし今まで通り同じ事をやっていても何も変わらないし自分の中でも何か犠牲にしてでも新しい何かの変化が必要と思っていました。そこで来院しまた投球フォームの改善、股関節の柔軟性を求めて取り組む事になりました。前回、お世話になった時から股関節には余裕があると言ってもらっていたので治療をしていくうちに力を入れる事なくスムーズな投球フォームになっていました。股関節が使えるようになると自然とステップ幅も広がりトップの位置も頭の近くを通りボールを打者により近い位置で離せるようになりました。プロ野球のコーチでもトップの位置を頭のうしろに持ってくるようによく言われるのですが下からスッと頭のうしろに持ってこようとしてもトップの位置は頭がらボールが離れてしまうため力を入れないとボールが投げれなくなってしまいます。山内先生の教えでは一度ボールを体の一直線上に落とし右肩を下げる事によってリリースにむかう時の通過点となっていると言われ、ビデオで自分のフォームを取っているとその通りになっていて自然と力感もなく指にかかっている感じがとても分かりやすく前のフォームと比較しても明らかな違いがでていました。自分で投げていても初めの方は何かが物足りないような気がしていてしっくり来ていないような感じがしていましたが何度もビデオを見るとそのフォームが自然となり投げていくうちに頭の遠くを腕が通ると変な感じがするようにまで自分の体で感じる事ができているので良くなっています。今回このようなチャンスをくださって本当に感謝しています。そのため自分がプロ野球にこだわり続けてまた1軍の試合で投げ復活する事が一番と思っていますしあらためて股関節の柔軟性は大切な事だと感じる事ができました。今回は前回に来院した時とは違う自分と向き合う事ができました。投球フォームも同じことしていても成長できなかったと思うしこれを自分の物にしていきたいと思いました。今回は本当にありがとうございました。
 必ず復活します。   2019.10.17」
▼当院の福井県・大野治療所2Fトレーニング室にて

(後列一番右;田中豊樹君、前列一番右;院長)

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